聖徳太子は未来を予言していた!?飛鳥時代の政治

飛鳥時代の中心人物、聖徳太子(574年~622年)が行った冠位十二階、十七条憲法などの政策や小野妹子の遣隋使などに注目!禁断の大予言や「いなかった説」も登場!!

聖徳太子の時代~神話から歴史へ~

たっつん
今回は聖徳太子をクローズアップしましょう。

まりも
あの変顔のおじさんね。

たっつん
あれはああいうタッチなんだよ!

顔はふざけておるがスゴい人物なんじゃ。

たっつん
ふざけてないって!

聖徳太子が活躍したのは6世紀終盤~7世紀初頭で、卑弥呼の時代からおよそ350年ほど経った頃じゃ。

たっつん
既に天皇を中心とするヤマト王権による支配体制が固まってきていた時期だね。

まりも
350年って結構な時間だなぁ。

たっつん
まぁね。実際その間のことはよく分かってなくて、ヤマト王権のはじまりも明確にはなってないんだ。

人物と業績がハッキリしてくるのが聖徳太子の頃からで、それより前は歴史と神話が入り混じった世界なんじゃ。

たっつん
ヤマトタケルとかヤマタノオロチとかね。

まりも
あとタケカワユキヒデとか。

たっつん
カタカナってだけで混ぜちゃダメだよ!

二大豪族「蘇我氏」と「物部氏」

聖徳太子が登場する頃には有力者の一族である豪族が力を持っておったんじゃ。

たっつん
その中でも物部氏蘇我氏が二大勢力として競り合っていたんだ。

まりも
その人たちは何者なの?

天皇の家臣として物部守屋大連(おおむらじ)、蘇我馬子大臣(おおおみ)というそれぞれ最有力の位におった。

まりも
馬の顔した女の人が最有力者ってやっぱり神話の世界だね。

たっつん
違うよ!馬子はそういう名前だよ!しかも男だよ!

まりも
こーゆーのじゃなくて?

まりも
馬子?

たっつん
こんなの教科書に出てくるわけないだろ!

仏教をめぐる戦い

この頃日本では朝鮮半島から伝来したばかりの仏教を巡って、国論が二分されていた。

たっつん
皇族や豪族の中で、積極的に仏教を取り入れようとする勢力と、仏教は他国の邪教だから受け入れるべきではないとする者たちの間で激しい争いとなったんだ。

まりも
その頭が蘇我と物部だったわけね。

たっつん
そうそう。

まりも
そんな敵対する両家の中で、惹かれ合うふたり。

たっつん
変な展開差し込まないで!

まりも
挿し込んだのは馬子だよ!

たっつん
やめてよ!

聖徳太子は仏教信仰派として馬子と一緒に戦い、物部氏を滅ぼした。

絶大な権力を持った蘇我氏

たっつん
政敵が居なくなったことで蘇我氏はさらに強大な力を持つことになったんだ。

馬子は自らが擁立した崇峻天皇が反抗的な姿勢を見せたため暗殺して、蘇我氏の血を引く推古天皇を立てた。

まりも
天皇殺っちゃうってヤバくない?

たっつん
天皇を手に掛けたのは長い歴史の中でも馬子だけといわれているんだ。

太子、「摂政」になる

推古天皇は女帝だったため、代わりに政治を行う『摂政』が置かれることになり、そのポストに選ばれたのが聖徳太子だったんじゃ。

まりも
誰のおかげで摂政ができると思ってるんだい?この豚ッ!!」とか言ったのかね?

たっつん
女帝にそのイメージしかないのかよ!

まりも
馬子?女みたいな名前だねえ。キ○タマ潰してやろうかこの変態野郎!!」は言ってるよね。

たっつん
言わないよ!暗殺されちゃうよ!

まぁ、ある意味馬子・推古天皇・聖徳太子の3名はバランスよく政治を行ったと言えるのう。

たっつん
実権は馬子が握り、権威は推古天皇が守り、聖徳太子が政務を取り仕切るみたいな形なわけだね。

目玉政策その1「冠位十二階」

まりも
それで、何をやったんだっけ?

有名どころは冠位十二階遣隋使じゃな。

たっつん
冠位十二階ってのは家臣を12の位に分けた制度で、これにより日本で初めて階級が設定されたんだ。

それまでは(かばね)に基づき、有力な豪族が世襲で職務を担ってたんじゃ。

たっつん
連(むらじ)は軍事一族で、臣(おみ)は政治を司る一族…的な。

まりも
(かのう)っていう美を司る一族もいたらしいね。

たっつん
いないよ!微妙なウソつくのやめて!

冠位十二階の導入で姓にとらわれず、優秀な人材を要職に置くことができるようになったのじゃ。

まりも
連一族なのにめちゃ弱いやつとかは助かっただろうね。

たっつん
実際のところはそれまでの姓に基づいていて、大抜擢みたいなのはごく一部だったみたいだけどね。

目玉政策その2「遣隋使」

この制度に乗って一番出世したのが遣隋使の小野妹子なんじゃ。

まりも
はいはい今度は騙されませんよー。コイツも男だ!

たっつん
お、流石だね!

まりも
顔は馬なんだよね?

たっつん
なんでそこだけ引きずってるんだよ!

遣隋使には大国・から先進的な制度を吸収しようという意図があったと言われておる。

たっつん
日出づる処の天子、書を日没する処の天子へ致す。~」という書状を隋の皇帝に渡して激怒されたってのは有名だね。

まりも
どゆ意味?

日出づるというのは日が昇る方向で、東を指す。日没するはその逆で西じゃ。

たっつん
つまりは東の皇帝が西の皇帝に書を送る、くらいの感じで、すごく対等な感じなのさ。

まりも
そこは下からいかないと。

中国の統一国家である隋からすれば、日本(倭)は野蛮民族くらいの認識じゃったからのう。

まりも
激おこスタンプ

まりも
このスタンプだけ来て聖徳太子も相当焦ったとか。

たっつん
なんでスタンプなんだよ!LINE知ってたら派遣する必要ないだろ!

ただ皇帝は激怒しながらも、自分の家臣まで付けて遣隋使を帰させたんじゃ。

まりも
そーなの?皇帝怒らせるとか、斬り捨てられてもおかしくなさそうなのに。

たっつん
その頃隋も朝鮮半島で戦っていたりして、日本を敵に回したくなかったという事情もあったみたいだね。

その後も6回に渡り遣隋使は送られ、留学生が隋の制度や文化を大いに吸収し、国に持ち帰ったんじゃ。

まりも
炒飯麻婆豆腐青椒肉絲etc.

たっつん
何を学びに行ったんだよ!

まりも
オーイシーヨ!!

たっつん
うるさいなあ!

盛り疑惑の十七条憲法

あと冠位十二階・遣隋使のほかに、十七条憲法を制定したという実績が記録には残っておるのう。

まりも
この時代に憲法とか進んでるじゃん。

たっつん
憲法といっても、主に豪族・貴族の心構えなどについて定めたもので、法としての機能はなかったと言われてるんだ。

そもそも、十七条憲法は後の書物に「そういうものが作られた」と書いてあるだけで、実在したかハッキリしていないんじゃ。

まりも
あと付けで作って何か意味あるの?

たっつん
天皇家の権威を高めるために、皇族である聖徳太子の業績を盛りたかったという事情があったんだよ。

予言者聖徳太子

聖徳太子には予知能力があり「未来記」という予言書を書いたという伝説もあるくらいなんじゃ。

たっつん
中世の武将、楠木正成がそれを読んだところ、自分や後醍醐天皇のことが書いてあって、滅びる運命を悟ったという逸話があるくらいなんだ。

当然現存してはいないんじゃが、実は然るべき場所に保管してあり、予言を的中させ続けているなんて噂もあるんじゃ。

まりも
EXILEがファミリー化することまで書いてあったらしいからね。

たっつん
ないよ!どんだけ精度高いんだよ!

そもそも聖徳太子なんていなかったという説もあるくらいじゃからのう。

まりも
は!?今回の話全部ひっくり返るじゃん…。

たっつん
遣隋使などの業績は実際には馬子によるもので、それを快く思わなかった後世の人が英雄・聖徳太子を創作したということらしいんだ。

まりも
全部馬子なら覚えるの楽なのに。

たっつん
まぁ、そう簡単な話ではないでしょ。

まりも
蘇我馬子は未来が見える予言能力を武器に世界の脅威と戦った」…と。

たっつん
全然違う!

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